37×43@大阪
またもライブ。
友人の誘いもあり参戦。
このところ、前知識も乏しい状態で臨むことが多い。
しかし、その分思わぬほどよい場に出会うことも。
ルミナス・オレンジ<ソロセット>
ミナクマリ
清水ひろたか
3組のライブ。
それぞれ、後でじんわりとくるよいライブ。
ルミナス・オレンジ。
ソロセットでしっとりとだったが、
メロディの良さ、面白さが際立っていてよかった。
昔の音源しか聴いたことがなかったので、あらためてその時の印象を思い出す。
バンド編成でのライブもみたいと思わせてくれた。
ミナクマリ
歌が始まった途端、その第1声で「!」となった。
シタールの独特な音、そして独特で強い声。
それらが不思議に絡み合う。
そうなることでシタールの音もエスニック感ではなく独自の世界を作る音の一部となっていた。。。
クセもあるのだが、意外とポップで聴きやすかった。
シミー
過去のさまざまな場での音源を最も聴いていた人だが、
ライブでは演奏する前に、曲の由来などを話したりして、
今のキャリアにあって、音作りに対する姿勢と、人柄が垣間見えてよかった。
日常のささいなことから自身が拾い上げた事象を丁寧に音に反映させて作っているという話。
ささいなことから、さまざまな音への発想・表現をつくることでの広がり、そこに豊かさを感じた。。。
大きなテーマや多くの共感を前提にテーマ設定をしなくても、豊かなのだ。
昨今の音楽業界のなにがしとか…。そういう思考も必要かもだが。
なんてことを思いつつ。。。
小さな場で、小さなことからの大きな広がりを感じた夜であった。
※ルミナス・オレンジが意外と心に残った。バンドセットは、必ずいつか観たい。