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日常のモノゴトをメモ

「青葉市子とmama!milk 冬の旅 京都編」@日本写真印刷株式会社「本館」

登録有形文化財でのライブ。
夕暮れから始まり、
窓などの開口部は、カーテンなどはなく
暮れてゆく外の風景も取り込みながら聴ける環境で。

そんな中でのライブ。
mama!milkは、場に溶け込むべくといった風合いの音を奏でる。
お芝居を観ているような、そんな雰囲気で。
そして市子さん。
緊張感のある演奏。しっかりと。
音は小さめだったが細部までよく聴こえたし
(sonihouse 12面体スピーカーが設置されていた)
照明も雰囲気をうまく盛り上げていた。

場の雰囲気で、アンコールもなく終演。
悪くはないのだけど、なんだか惜しい。
場というのは、建物が空間を作っているのだけど、
人や時の状況がそこに影響をあたえる。

ちょっと変則的な感じだったのだろうか。
いつものような場と呼応するような、
ギターや声でのやりとりの仕草もなかったような、、。
(気のせいか…な)

心残りのまま会場を後に。
しかし、また観たい気に強くなってしまった。