音読

ここのところ、よっぽどでない限り店舗に足を運んでCDを買うようにしている。

で、予約してた7インチ盤を受け取りにレコード屋さんへ。

来店ついでに棚を見まわして、目的のない物色を。実際の盤を見るのは楽しい。ひととおり見てから、ふと置いてあるフリーペーパーを手に取る。

読みたかった「音読」が。１１号は「KYOTO RECORD MAP」内容は、かなり充実。京都でレコードを探すにあたっての情報が丁寧に網羅されている。

と、この手の情報はWEBなど使えば集まるのかもと思うのだが、作り手の熱のこもり方、紙という媒体に定着させることを選んでいる事が、内容を濃くさせている。こうやって、重さを持って手で伝わる情報に触れる事で、感じる熱もあると実感する。

ここ数年、ネット経由で購入する音が増えていたのだけど、音源を、そうやってめんどくさい方法で手に入れていることで、こういった周辺の情報に触れる事があり、それが実は楽しかったってことを改めて思い出している。

仕事のことで考えると…。情報との関わり方。便利さ不便さ。もう少し丁寧に考えて行動しないと、実感のともなわないものに振り回されている気がするし、振り回そうとしているフシにも気づいたり…。