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日常のモノゴトをメモ

ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ

Harper's BAZAARやVOGUE編集者のドキュメンタリー。印象に残ったのは、幼少期。両親の影響で、大人の世界を垣間みていたようなエピソード。「受けた教育は、夜な夜な、楽しいものを見ることだった」と語っているように<目利き>の養われるベースになる体験になっているのではと。

その<目利き>によって、新しい才能、表現の発見がなされていく様が綴られていく。

後に、メトロポリタン美術館衣装研究所の顧問に就任して衣装展を手がける姿をみて、編集という行為を、この時代で立体的に成功させている手腕に驚いた。

細部に発見、刺激を受ける事の出来たドキュメンタリーだった。。