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日常のモノゴトをメモ

わが星@三鷹市芸術文化センター 星のホール

必ず観たいと思っていた戯曲。
時間をなんとかして、チケットを確保
したものの、あまり前知識ないまま会場へ。

◻︎◻︎◻︎の三浦さんが絡んでること。
戯曲のベースに◻︎◻︎◻︎の00:00:00という曲が
あること。それが大きな理由。内容については全く知らないままで。
あと、まわりの反響も少し聞こえてきていた。

概要は


人が生まれてから死ぬまでの約100年、星が誕生してから消滅するまでの約100億年。
時報を合図に、団地で暮らす一家と星の一生を重ね描いた、柴幸男の代表作。
2009年の初演で第54回岸田國士戯曲賞を受賞し、2011年の再演では全国6都市ツアーを敢行。
そして2015年、待望の再々演が4年振りに決定。
ゼロ年代演劇、最後のマスターピースにしてクラシック、再び。

と。

で、鑑賞。
時報の部分を使用楽曲は、◻︎◻︎◻︎の00:00:00が
ベースであることがはっきりわかるが、物語の視点は00:00:00より俯瞰した視点になっている。

なんだろう。
深いなにかを…という感じでもないのだか
じわっと刺さってくる。
ささいなことの繰り返し。
言葉の掛け合いが
時報の音・リズムと共に積み重なることで。

観る人それぞれで感じること考えることは
さまざまだろう。
ささいな日常があること。それ自体のすばらしさ。
そんなことをつぶさに感じされられた次第。

じわっと想いが。

この今の時代に観ておくとよいなと思った。。。
なんだろう、このじわっとくる感じは
説明出来そうなのだが、しにくい。
涙もなんだかあふれたりで。
自分のなにかを晒さないと伝えにくいせいか。

それを明らかにしたく、もう一度観たい気持ちに。


<この曲の世界観もいとおしい>

written by iHatenaSync